2013/09/26

ピアノ - 入門編

2013/09/15より

40代。楽器はギターを弾く。
最近突然ピアノを始めようと思い立ち、電子ピアノを購入。
習いに行くことも視野に入れているが、とりあえず独学。

本は、開いた時の印象が大事だということがわかった。
結構やる気に響きます。

まずは「ブルグミュラー25の練習曲」に到達するぐらいまで。


基礎練習

  バーナムピアノテクニック(導入書)
  バーナムピアノテクニック(1)

ひとつひとつの課題がシンプルで短いので、進めやすい。
導入はすんなりクリアしたが、1に入ると難しくなる。
出来ないところは飛ばして戻ったりしつつ、1をざっくり最後まで通して、周回へ。
次はもう少し丁寧に課題にあたり、1周目ではかなり省略したスタッカートでの練習も加える。
またこのあたりから全調を少しずつ。


  バーナムピアノ テクニック 全調の練習 [改訂版]

順にこなそうとするとさすがに単調で嫌になるので、ランダムに主に長調を。
黒鍵が混ざると高さのせいでタッチの感覚が変わるので、これも良いトレーニングになる。
上のテクニック1の周回と並行して、飽きたらこちらなど、気分で使い分けしている。


(以下「未」は未着手、または未購入)


練習曲タイプ

  はじめから1人で学べる 大人のためのピアノレッスン 上巻 (DVD付)
  はじめから1人で学べる 大人のためのピアノレッスン 下巻 (DVD付)

下の大人のためのピアノ教本と迷って、DVD付きのこちらにしたがDVDは・・・
なんとも憂鬱な気分になり、見たいという意欲を掻き立てられない。

独習を意識した本なので一つの曲を段階を踏んで練習する構成になっている。
片手で弾く分には初見でもほぼ追えるが、合わせようとすると途端に厳しくなる。
それでも上巻は易しい。
終えて、下巻へ。
下巻に入り、レベルアップの度合いが大きくなり、2つ目の課題曲、ハンガリー舞曲で足止め。
突然レベルが上がって、このハードルの高さの差はちょっと厳しい。
駆け足に進み過ぎて、もう少し曲数をこなしながら基礎固めすべきかと、
一旦止めて、別の教本にあたることを考え中。

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本が高かったし勿体無いのでやってきたけれど、今選ぶなら、
トンプソン 現代ピアノ教本 か ブラインドタッチで弾ける~ で始めたと思う。
ピアノを弾く上での基本の姿勢などは別の本で学べるし、DVDは前述のようにあまり見ない。
よほどセンスがない限りこれでは地力が追いつかず、結局別の本で基礎をやることになると思う。
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いろいろ調べた結果、次の2つを候補に。

トンプソン 現代ピアノ教本(1)、(2)
バスティン おとなのピアノ教本

トンプソンの開いた印象は、独習ではあまり使いやすそうではなかったけれど、
後に繋がる基礎としてやっておいた方が良い気がする。
YouTubeでみつけた練習曲の演奏を聴いてみると、曲の良さを感じる。
バスティンはCD付きが有り、独習でもいけそうらしい?が、本屋にないので中身を確認できない。

もうトンプソンを買うつもりだったのが、更に調べていると、
アメリカでFaberの教本が絶賛されていたので、興味が湧いてそちらを注文してみた。
近年あちらではAlfred、Bastien、Faberという新しめのメソッドが初級の主流になっているらしい。
何故だかまだ日本ではFaberは洋書でしか手に入らない。

Adult Piano Adventures: All-in-one Lesson Book 1, a Comprehensive Piano Course

180ページと結構分厚い。
ピアノだけでなく楽器初心者にも対応している構成で、基本的な事柄から解説と練習がある。
そのそこそこ丁寧な解説は当然英語でドレミもABC。
また大人向けということだからか、他の教本とは少しアプローチの仕方が異なるので戸惑う。
ざっくり言うとテクニックより表現重視な感じ。
練習曲は総じて易しめだが、強弱やペダルなど表現記号が入っているし、結構長かったりする。
それ故、お手本がないと良いかどうかの判断が自分ではつきにくい。(CD付きもある模様)
かと言って、とりあえず表現力は後回しなどという考えだと、この教本の価値がなさそう。
運指の訓練としては物足りないことと相まって、成長の度合いに確信が持てない。
なので先生についてもらって使ったほうが良い教本のように思う。
本の後半はコードサウンドを軸にしたトレーニングに入る。スケールも。
クラッシック方面はほどほどで、早くポップス等の曲を弾けるようになりたい人向けか。
Book2もあるが、とりあえず1で打ち止め。


結局トンプソンを購入した。

トンプソン 現代ピアノ教本(1)、(2)

これは好きかも。
曲が良いし、順にこなしていけば確実に上達していくはずという安心感?みたいなものを感じる。
結局これとバーナムテクニックの組み合わせが自分には良かった。
ただ基本的な事(楽譜や音符、記号など)について少しは知っていることが前提のようで、
いきなり両手弾きの譜面から始まる。
なので、別の教本で一番最初の導入のところを少しやってからの方が良さそう。
欠点は指番号を丁寧に振りすぎなところ。
このレベルだとポジションがある程度決まっているので、指番号が目に入るとそれで弾けてしまう。
なので読譜の練習にならないのがもったいない。

悩んだが、念のためCD付きにしたので英語版。
それでも国内のCDなしよりも安い。
ただ、CDは余計なアンサンブルが入ってて、これがピアノの音を聴くのに邪魔。
子供向けだからしょうがないか。

導入から初級にかけての本はもうこれで打ち止めにして、当分これを中心に進めていくことにする。


その他、最初に候補にあがった教本が以下。

  おとなのためのピアノ教本(1) :未

構成や曲はとても良さそうだったのだけれど、独学するには情報が少なすぎると感じたので、
購入に至らなかった。

  ブラインドタッチで弾ける おとなのための楽しいピアノスタディ(1) :未

本屋で開いた時の印象が良かった。


運指

  無理のない指のトレーニングのために大人からはじめるハノンピアノ教本

良い具合に簡略化されまとまっているので取り組みやすい。
20番までしかないことに買ったあとで気づいた。
なので順にガッツリこなしていくことはせず、ある程度指が慣れてきたら他へ移る予定。
とりあえず1番と2番を繰り返しやる。


  リトルピシュナ 48の基礎練習曲集(60の指練習への導入) 解説付 (zen-on piano library)


ピアノの基本を学ぶ

独学なので、ここは大事にした。
いろいろな意見があるので多めに当ってバランスを取る。
次の3冊はとても役立っている。

  ピアノがうまくなるにはワケがある: 努力よりコツ!

  からだで変わるピアノ

  ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと

これは昔から持っていた。
身体の構造が自分のイメージとは随分異なっていることがわかる。
ピアニストでなくても勉強になる。


  ピアニストへの基礎―ピアノの詩人になるために

  本当に役立つ!ピアノ練習法74 17人の指導者が実践する最強のトレーニング (CD付き)

評判が良かったので中を見ないで購入したが、いらなかったかも。


  ピアノ奏法―音楽を表現する喜び :未

本屋で読んでみたが、今の自分のレベルでは実践、理解できなさそうだった。
もう少し弾けるようになってから。


バリエーション

  ブルースを始めたいピアノストのための やさしいブルース・ピアノ

  Improvising Blues Piano (Schott Educational Publications)

届いたときに分厚くて驚く。解説は英語。
とても良い。取っ付き易い構成になっていて、この系統ではこればかり開いている。
現在のレベルでは簡単には前に進めないが、クラッシック系とパターンが異なるので刺激になる。


  ブルースハノン~ブルースピアノ奏法とその練習~

  ジャズピアノテクニカルメソッド ジャズの練習 ビギナー編 :未
  キャサリンロリン ジャズ!ジャズ!ジャズ! :未


目標

とりあえずの目標としては、以下のあたり。
せっかくやるのだから、クラッシック方面でインベンションを練習できるぐらいまで辿り着きたい。

  J.S.バッハインヴェンションとシンフォニア 全音ピアノライブラリー

  久石譲 ENCORE -オリジナルエディション-

  ピアノソロ これなら弾ける!! ジャズ・ピアノ


そろそろ長くなってきたので、教本関係は、教本まとめ へ。
今後は練習の過程をメモしていくことにする。