2011/02/23

ソフトウェアアップデート

SC-02Bのファームウェア2.2.1へのバージョンアップ

良い機会なので、バージョンアップの前に本体のメモリを初期化してみた。
初期化の手間を確認と、購入してからアプリのインストールやアンインストールを繰り返してきたのが、
もう落ち着いているので、一度綺麗にしておこうと思ったことなどが理由。

主な設定や連絡先はバックアップから復元、アプリはバックアップを取っておき、
そこから次々インストールするという機械的な作業。
面倒だが大した手間ではない。
しかし、アプリの設定をやりなおすことと、
プリインストール系アプリが自動アップデートしないようマーケットのチェックを外すこと、
あとホーム画面をつくりなおすことが非常に邪魔くさかった。
直前まで使っていたホーム画面に何を置いていのたか思い出せないなんて・・・

アップデートは、メインのPCにはkiesをインストールせずにドライバだけ抜き出して入れてあり、
トラブルになる可能性があるような手順は避けたいタイミングだったので、
サブのPCの方にkiesを新規インストールして、そちらで実行した。

アップデート後
使用可能なメモリがわずかだが増えたことの効果は大きく、動作感も良くなった。
GPSはデフォルトの設定でもでかなり改善された感じ 。
と思ったのだけれど、同じ場所でも時間によって掴みが良くないときもある。
また時間が出来たらいろいろ試してみようと思います。


追記)GPS関連

一応、あくまでも推測です。
OSが2.2.1の場合、3G回線を利用するならデフォルトでも充分にレスポンスは上がっている模様。
NTPサーバーを変更すればなお良い(要root)。
3Gをオフの場合は、データ通信のチェックのオンオフ(QuickSettingsだと別設定)や、
機内モード、WiFiなど、さらに地図ソフトも切り替えて試してみるとわかるのですが、
おそらくソフトによってもGPS情報の利用ロジックが異なることともあわせて、
常に安定して取得できるわけではなく、ドコモの基地局と通信可能かつNTPサーバーに辿り着ければ、
という条件付きな感じ。
(dcm-supl.comはpingが通らない)
アップデート後の一発目の測位では、衛星の掴みが凄くてあっという間にジャスピンできたのには、
非常に驚いたのですが、やはり一部の設定値のみ以前と同様に変更することにした。
なお、今回は下記の項目以外は触っていない。

Parameter Settings
  Address
    Server Type : UMTS SLP → 1X PDE
    Address : dcm-supl.com:7275 → supl.google.com:7276
  Position mode : option2 → option3

gpsOne XTRA : Disable → Enable
(これは以前書いたGPS設定の項目には記述していなかったが、当時も変更済み)


さらに追記)

スマートフォンのspモードでもドコモは基地局の位置情報を積極的に利用できる仕組みにする、
というリリースが有りました。
これはガラケーのような日本独自仕様のA-GPSの導入が可能になるということでしょう。
そうなればまた状況は少し変わりそうです。
各々の位置情報利用の用途と通信手段によって最適な設定は少し異なってくるはずです。

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